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子どもが生まれたらやっておきたいIPO

目次

はじめに

子どもが生まれ、新しい命とともに、忙しく、そして、それ以上に楽しく充実した毎日を過ごされている方もいらっしゃると思います。

でも、子どもを育てるって、お金がかかるので不安な思いをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。教育費や老後費用についてネガティブなニュースが多い中、気が滅入ることもあると思います。

今回は、そんな方にお勧めしたい資産運用の方法について紹介します。

紹介する資産運用はIPOです。

IPO、ご存じでしょうか。一言でいうと、とっても低リスクの株式売買になります。株式売買って聞くと、ちょっと怖いな、自分にはできないかもって人もいるかもしれません。そのような方のために、IPOについては、以下の過去記事にまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。

mycrofton.hatenablog.com

 

子どもが生まれたらやっておきたい IPO参加

IPOのメリットを理解していただいているという前提で、話を続けます。

IPOに参加するためには、証券口座を作り、IPOの抽選に申し込み、など色々な手続きが必要です。一般的には、ご本人の証券口座を作って、IPOに参加することになると思いますが、

実は、IPO生まれたばかりの赤ちゃんでも参加できるのです。

生まれたばかりの赤ちゃんでもIPOに参加するためには、いくつか条件がありますので、順に説明していきます。

条件1:子どもの口座(未成年口座)を作成できる証券会社が必要

IPOに参加するためには、まずは証券会社の口座を作る必要があります。その際、子ども口座(未成年口座)が作れないと、子ども(赤ちゃん)でIPOに参加することはできません。

未成年口座は、口座の名義人となる子どもではなく、原則として親権者が取引を行います。したがって、赤ちゃんで口座を作ったとしても、親が取引を行うことができます。

条件2:子どもの口座(未成年口座)でIPOに参加できる証券会社が必要

子どもの口座でIPOに参加するためには、未成年口座を作れるだけでは十分ではありません。未成年口座は作れるけれど、IPOには参加できない証券会社もあるので注意が必要です。

条件1と条件2を満たすおススメ証券会社

それでは、条件1と条件2を満たす証券会社にはどのようなものがあるのでしょうか。以下4社は、私がおススメする証券会社です。

SBI証券がおススメの理由

SBI証券は、IPOの抽選に外れるとIPOチャレンジポイントというポイントがもらえます。IPOチャレンジポイントは、抽選時に使用することができ、抽選時に使うポイントが多い順に当選する特別枠が存在します。

そのため、抽選に外れ続けても、IPOチャレンジポイントが貯まるので、いつかは必ず当選できるのです。

事前評価の高いIPOIPOチャレンジポイントを使って当選する場合、近年では400ポイントほど必要なケースが多いようです。一方、IPOは年間約100件ほど実施されるため、1年間で約100ポイント貯まることになります。

400ポイント貯めるためには4年程度必要になりますね。4年間も待てない、長すぎると思うかもしれませんが、子どもが生まれて4年間なんてあっという間だと思います。

それに、4年間銀行口座にお金を預けていても、メガバンク金利が0.001%(普通預金)という世の中、ほとんどお金は増えません。

SBI証券IPOに申し込み続けるだけで、4年もしくは5年後には、数万~百数十万という金額を手にできる可能性を考えると、やらない選択肢はないように思えます。

特に、赤ちゃんのころから参加することができれば、子どもが大きくなる前に数回はIPOを確実に当てることができるので、時間も味方につけていきたいところです。

ただ、IPOの利益率は、銘柄次第というところもあるので、IPOチャレンジポイントを使う際は、銘柄選びに慎重になってください。(といっても、数年後に必要な作業ですが...)

松井証券DMM.com証券岡三オンライン証券がおススメの理由

 IPOの抽選は、申込時にお金(株の購入代金)が必要な証券会社と、抽選申込時にはお金が不要な証券会社があります。(申込時にお金が必要な場合も、抽選に外れたらお金は戻ってきます)

松井証券DMM.com証券岡三オンライン証券の3社は、抽選申込時にお金が不要です。複数の証券会社に抽選申込を行う場合、抽選申込時にお金が必要だと、トータルではかなりの金額になります。家族みんなで抽選申込する場合はなおさらです。

ところが、上記3社は、抽選申込時のお金が不要なので、かなり気軽に申し込むことができます。当選の確率は、当然、抽選申込数を増やした方が上がるので、抽選申込時のお金が不要というのは、とても大きなメリットです。

以上、4社を挙げましたが、全ての証券会社で子どもの口座を作って、IPOに参加されることを強くお勧めします。繰り返しになりますが、抽選申込数を増やした方が、当選確率が挙げられるためです。

抽選申込資金は児童手当も活用しよう

IPOのメリットは分かったし、子ども口座でも参加すると良いことも理解したけど、結局抽選に申し込むためにはお金が必要なんでしょ、そんなお金ないよ、という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、児童手当としてもらえるお金を活用しましょう。児童手当は、

  • 0~3歳未満:月額15,000円
  • 3歳~小学校修了前:月額10,000円(第3子以降は月額15,000円)
  • 中学生:月額10,000円

という金額が支給されます。(所得制限などがありますので、細かい点はお住まいの自治体というに確認ください)

生まれたばかりの赤ちゃんであれば、年額18万円にもなります。IPOの抽選には数万円から参加できる銘柄も少なくありません。さらに、約30万円ほどの軍資金があれば、年間IPOの約8割の銘柄に参加できます。

IPOのための軍資金が貯まるまで少し時間がかかるかもしれませんが、やらないよりはやった方が良いと思いますので、検討してみてください。